
【春号】めめがやって来た!
我が家にめめがやって来ました。
と言ってもあの有名なトップアイドルグループの目黒蓮さん(愛称めめ)ではありません。
ただの保護犬チワワのめめです。
それは昨年12月の話になります。
両目が飛び出た小さなチワワが保護団体さんに2年前から保護されていると言う事を聞きました。
新しい飼い主さんが全然見つからないそうで、九州からやって来たそうなんですが。
どうやら目もほとんど見えていなくて歩くと、目がカベとかに当たり痛そうにするので、ずっとカラー(シャンプーハットみたいなやつ)を首に巻いて、ずっとゲージの中で暮らしていたそうです。
それならば一層のこと目の摘出手術をしてこの子を自由にさせてあげたい!と保護団体さんからの提案があり、手術後のお世話と新しい飼い主さんが見つかる間のお世話をお願い出来ないかと言う依頼をされてしまいました。
私達夫婦が動物好きで、ワンちゃんを2匹飼っている(保護犬も)を知ってからのお願いと小さな命が救えるのであれば と言う事もあり引き受ける事にしました。
しばらくしてめめがやって来ました。
まだ3才ぐらいで2キロにも満たない小さな体に、飛び出た両目は痛々しく、これじゃあ目が乾燥してまともに寝ることも出来ないだろうに。
次の日が手術なのですが、1日に目薬を15〜20回以上しないといけないらしく、とても大変な世話をして来たんだなあと思いました。
手術が終わりその日の内にめめが帰って来ました。
両目が無くなりなんだか顔まわりもスッキリした様子で、すでに家中を歩きまわっていました。
大変な手術だったろうに。
それから1週間が経ち抜糸の日がやって来ました。
この頃になると、家中走りまわったり、トイレも出来る様になり、ご飯の場所、水の場所、おもちゃで遊ぶ様になり色々と行動範囲が広がりました。
なんだかんだで1ヶ月経ちましたが、チワワを飼いたい方はいるけど、やっぱり目が見えないのは、と言われてしまい今だに新しい飼い主との出会いはありませんでした。
このままでは、また狭いゲージの中で暮らさないといけなくなります。
よし、めめうちの子になるか!めめは小さなシッポを大きくぐるぐるさせて喜んでくれている感じがしました。
保護団体さんからの書類にサインをして、池田家に家族が一匹増えました。
意外にもお外に出るのと車に乗るのが好きみたいで、遠出のする時は専用のバギーに乗せ、他のワンちゃん達と一緒に楽しくお散歩しています。
これから気候も良くなるので、今まで行けなかった分、色んな場所に連れて行こうと思っている所です。