【早春号】チャイ

チャイ

去年の夏のお話です。

犬達のお散歩をしていると、あるスーパーに人だかりが出来ていまさた。どうやら犬とネコの保護団体が来ている様子。

色々な事情で飼い主から手放された何匹かの犬やネコ達がゲージに入れられて、保護してくれる人達を探している様子でした。

たくさんの人達が見ている感じでしたが、中々保護してくれる人は少ないようで苦戦している感じでした。

内も1匹は飼い主さんが亡くなられたと言った事情で犬を飼っています。

少しそんな事でお話しをしたら、昔飼っていたミニチュアダックスが近々やって来ると言うので、連絡先を交換して待ってみる事になりました。

 

それよりも先に内の子供が働いているペットサロンから、保護して欲しいダックスがいると言うので、1日だけお預かりしてみる事になりました。

来て早々に内のリーダー犬クルテ(トイプードル)が気に入らないのか、威嚇の吠えつき。このダックスも10才なんですが、気性が荒くしかも10キロとかなり大きく両者にらみ合いと威嚇が始まりました。

クルテは2キロしかないので、若くてもさすがにその圧力に突っ込まれたらひとたまりもありません。

鼻っ柱をひと噛みされて弾き飛ばされてしまいました。

それでもヤンチャなクルテはかかっているので、これではラチがあかないと思い、1階と2階に別々に分けて1日過ごす事になりました。

この子は内には無理だとお断りし、それから数日後この間の保護団体から、ダックスが来たとTELがありまたお散歩がてらに、行って見る事にしました。

すると黒と茶色のダックスが2匹ゲージの中で、こちらの様子をじっと見ていました。

黒い方は人なっこい感じで、茶色い方は隅っこの方で何がおびえる様子でガタガタしていました。

パッと見た目でこの子を保護してあげたいと茶色いダックスの子を一週間トライアルして見る事にしました。

お内に連れて入ると、この間の様にリーダー犬クルテとの激しい衝突もなく、穏やかに座っている感じで内の2匹とは互いにクンクンと臭っている様子。

これはいい感じなのでは。晩ごはん時、ん〜食べない、お散歩時、ん〜歩かない。その他の問題点が出てきました。

しかし時間が立つにつれて、少しずつ食べる様になり、お散歩も歩く様になってきました。

 

一週間全く泣き声を聞かなかったので、一生吠えないかと思ったらある日突然、ワンと、とても大きな声で吠えられました。

この子なら他の2匹と一緒に居ても大丈夫だと思うい、飼い主になる事にしました。

名前は茶色いからチャイ。

6才の繁殖引退犬です。あれから半年近くになりますが、1番よく食べ、よく歩き、そして良く吠えます。

最近こういった保護団体さんを、あちこちでよく見かける様になりました。

放置された動物達もたくさんいるそうです。

もちろんペットショップやブリーダーさんで小さな犬ネコを育てるのもいいと思います。

もし動物好きな方がいらっしゃいましたら、こういった行く宛もない小さな命を、保護してあげるのも、一つの社会貢献として役に立てるのではないかと思います。

この記事を書いた人

池田 宗敬

池田 宗敬

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